痩身とダイエット

痩身とリバウンド

痩身
女性がもっとも気にしている美の追求。
やはりスタイルなどは重要です。
日常でよく「ダイエット中」という会話を耳にしますが、本当に有効的な痩身ダイエットができているのでしょうか?ダイエットにはリバウンドという落とし穴があります。
痩身ダイエットの基礎知識とリバウンドのメカニズムをわかりやすく解説していこうと思います。

痩身とリバウンド
痩身とダイエット
痩身とダイエット

一言で痩身ダイエットといってもやり方は様々です。
食事制限、運動、健康食品、エステなどなど人によって違うと思いますが、どれも根気と時間を費やします。
ダイエットするぞ!と決めても明日からでいいか?などと思い結局ダイエットできないなんて事はありませんか?

痩身ダイエット方法としては真っ先に思いつくのは食事制限だと思います。

食事制限をした事のある人は沢山いらっしゃると思いますが、辛いですよね。

食べたいのに食べられない」、これはかなりのストレスになります。
痩身ダイエットを成功させる事は一般的には困難なものです。
世の中には飲むだけで痩身に繋がるといった健康食品、器具など沢山の商品があり、非常に大きな市場です。
それだけに何をしたら効率が良いのか迷われるかと思います。
ダイエット=痩せたい
痩せるというミッションをこなすには何もダイエットだけが方法ではありません。
でキレイに痩せてみませんか?

痩身とリバウンド

ダイエットで食事制限を行うと、体は『今までより栄養が不足している状態』と認識します。
この栄養不足の状態が続くと、人が持つ生命維持機能の『ホメオスタシス』が働きます。

ホメオスタシスとは?

少量のエネルギーでも体を維持し行き続けられる様に、生きる為に必要なエネルギー消費を減少させる機能の事を言います。
長い間食事を取れない場合にはこのホメオスタシスが働き生命維持の役割をします。
ダイエット時の栄養不足はホメオスタシスが働いてしまうので、『今までと同じように食事を制限しているのに体重が減らない』という症状が出てしまう訳です。

痩身とリバウンド

減らした食事量でも身体は維持できるというホメオスタシス機能が、エネルギー消費を以前のものにしても大丈夫だと伝達するまで約1ヶ月掛かります。
その間は何の変化も現れない期間になる訳ですが、努力して食事制限をしていたのに目に見えて結果が出ないのでダイエットをやめてしまう、この挫折がリバウンドを引き起こすのです。

ダイエットを挫折して食事を元に戻してもホメオスタシスは機能し続けています。
ダイエット前よりも少ないエネルギーしか使わない身体になっているのにダイエット前と同じ食事を取ってしまうと、ダイエット前よりも余分なカロリーとして蓄えられやすくなっているため、太りやすい状態になっているのです。
そして体重が増加してしまい、太ってしまう…。
これがリバウンドです!
しかも、満腹感を感じる機能にもズレが生じているので、ダイエット前の食事量では満足できずに食事の量が増えてしまいがちです。
これを何度も繰り返すと太りやすく痩せにくい体質になってしまうのです。

リバウンドしない為に
リバウンドしない為に

ホメオスタシスは体重が1ヶ月に5%以上減少すると危機感を感じて最大限に働きます。
最大限に働いてしまうと苦しい思いをして食事を減らしても殆ど体重は減りません。
体重を減らすペースは1ヶ月に体重の5%以内に押さえながら徐々に体重を落としたほうがいいでしょう。

体重は減ったのに痩せて見えないなんて良くある事です。

風邪などで痩せたとしても、身体に蓄えられた脂肪が燃やされた訳ではなく、痩せたといってもやつれただけです。
体重の減少が身体に反映してくるのは約1ヶ月後。
ホメオスタシスが調整され元に戻るのも1ヶ月後です。
減らした体重を約1ヶ月維持し続けられれば、見た目も痩せ、食事量も減り、リバウンドも起こらないという事になります。頑張って辛い1ヶ月我慢して停滞期を乗り越える事、持続が痩身ダイエットの成功への道となります。
我慢と持続が大変ということでなかなか痩身ダイエットが成功する人がいない現状です。